令和 7年 11月 15日  オルタネータ・バッテリー



11月8〜9日「RYUBE秋キャンプ in 小船梅林」、本宮でZX-11が自走不能となりレッカー・レスキューを仰ぐ事になる。顛末詳細はRYUBEレポート又はこちらを御参照。原因は9日中に判明、オルタネータが故障して発電出来ない状態になっていた。幸い純正部品ストックがあるとの事、但しお値段は10万弱。元々ZX-11発売当初から6万前後するパーツだったらしい。30年の物価上昇と在庫コストを考えたら仕方が無いかな。寧ろ・・・まだ純正ストックがある事が有り難い。バッテリーも5年使っていたので併せて発注。15日夕方整備環境の連絡、さすがに手元に10数万の現金無く慌てて近くのATMに走る。ちょうど帰宅したミミ坊マーチに送って貰って18時過ぎ赤男爵店到着。




取り外したオルタネータ。エンジン左後方に設置されている(トップの写真)。旧「日本電装」製(現在のDENSO)。




中にコイルが巻かれていて、エンジンの動力で内部を回転させる事によって電力を発生させる(「オルタネータ自動車整備お役立ち情報HP判り易い)。




真ん中の細い軸が手でも回転するようになっていて、廻してみると内部でコイルも一緒に回っていた。回転箇所の為小さなダンパーも入っていて、去年の車検で交換して貰っている




パーツリスト〜オルタネータ (ジェネレータ)。それ程大きなパーツでは無いが、エンジン同様心臓部で構成部品多い。バッテリーがあがっただけだったら押し掛けして無理やり走り出せば、電力を貯められなくても発生させる事でプラグや灯火関係への電源供給が出来る。ところが発電自体ができなくなるとバッテリーに貯めている電力分しか走れない。走り続ける事が出来るのはせいぜい1時間程度との事。今回は小船梅林に到着後にセルが怪しい事が判ったので、本宮市内での買い出し前後に故障したと推察。朝始動してから20分程度走って、自走不能となったので話も辻褄も合う。そう考えると、よくぞ小船梅林まで走り切ってくれたものだ。




送られてきた純正パーツが入った箱。代替品番ではなくZX-11(ZZ-R1100D)そのものの品番だったらしい。D型生産中止になったのは2001年。大方四半世紀経ってもこうして純正パーツをストックしてくれているカワサキは凄い!そもそも発電設備が30年間持つ事自体が凄いけれど。


今回も・・・赤男爵店のT工場長とK店長にはフルサポートを頂いた。前日夕方セルが怪しかった段階でT工場長に電話で状況を伝えると、即座に修理履歴を確認。

@バッテリーの突然死
Aオルタネータの故障

この2つの可能性について、それぞれ起こり得る事象を教えて貰う。@であればなんとかエンジン始動出来れば、停まらなければ走って帰ってこれる可能性有 Aであれば一旦始動しても走行不安定となって長くて1時間以内に停まってしまう。Aパターンの時を想定して、仮に朝始動できたとしても決して無理な走行/コースは取らずに安全第一で。赤男爵店の任意保険であればレッカーは距離無制限のはず。

ここまでレクチャーを貰っていたので、どうしても朝一番はエンジン始動したくて仲間に無理言って押し掛けを手伝って貰った。残念ながら走り始めてすぐにライトの光量が不安定、アイドリングも弱々しく、それが徐々に顕著になってきていたので、エンジン停止は想定範囲内。レッカー搬送後は、K店長に電話して詳細報告。お陰でその後のZX-11の引取〜修理〜原因究明が早かった。今回も改めて。赤男爵店とT工場長・K店長のサポートがあってZX-11を維持出来ている事を再確認。


それから・・・今回キャンプ参加者の皆さん、特にハイエースでレスキューして頂いたRipさんにはほんと助けて頂いた。考えてみればZX-11が走行不能になった時、常に傍にいて助けてくれたのがRipさんだった (富士山2012紀伊半島2012富士山2013、その他鍋谷でも1回。それにしても、2012〜2013年は危機的だったなあ・・・。その時の経験があるからリスク管理はより綿密にやるようになったし、ZX-11について出来るだけ知見を得る事の大事さを知った。バイクは”一人乗り”の乗り物だけど、実査には沢山の人に支えられて乗れている事を改めて肝に銘じて。




久しぶりに10万超の修理となったけれど、これで発電系のリスクは今後大きく下がった。早速明日香村〜伊賀を走る。故障する度に強くなるZX-11(笑)、来年春は16回目の車検を迎える