令和 8年 2月 22日 吉野路黒滝 〜 明日香村 〜 紀ノ川広域農道 〜 岸和田
ZX-11の車検がなかなか戻ってこない中、3連休中日の22日は絶好のツーリング小春日和。この気温ならば五條から大塔〜黒滝で山に登る朝駆け定番ルートが走れそうだ。いくつかの所用も兼ねて8の字のワインディング朝駆け、R3インプレも兼ねて。
「すずかけの道」県道53号線沿いでいつも小休止する橋。天ノ川に朝日が照らされて川底まで綺麗に観える。「いつもよりも綺麗に観えるのは何故?」と不思議に思ったが9時40分の時計を確認して納得。普段であれば少なくとも3時間前にはここに到着しているので太陽の角度が違う。この日は20℃以上予報も朝の水越峠は一桁前半。出発は完全に日が昇った7時40分。先週もそうだが、普段と違った行動をすると見慣れた景色にも新しい発見がある。
日陰が多かった168号は路面も完全ドライでは無く無理はしなかった。天川村に抜ける途中で日が当たる路面はようやく安心して走れる感じに。どちらかと言うと道が細くてストップ&ゴーの53号はZX-11と比べてアドバンテージを感じなかった。ZX-11の車重は重たいけれど有り余るエンジンパワーと強化したブレーキシステムのポテンシャルはなかなか悪くない事が判って嬉しかった。10時半「吉野路黒滝」到着。
ここのイチ押しを御紹介。まずはショップ前の「しし鍋(牡丹汁)」野菜と猪肉がしっかり入った汁が何と500円は超破格。記憶が定かでは無いが、昔は700円位していたような気がする。昨今どこもかしこも値上げなのに、ここは値下げ?秋〜春に掛けては朝駆けで冷え切った体が生き返る。これを作っているのはカリスマおばちゃんで、顔を観てちゃんと常連客を覚えていてくれる。ちなみにミミ坊もこのしし鍋は大好物。
しし鍋で温まった後は「よもぎの里」。こちらの店はこんにゃくが有名、わざわざこれを店目当てに車やバイクがやってくる。「値上げしてごめんね〜」とこちらも顔なじみのおばちゃん達に謝られながら
(それでも1本150円は充分価値がある)、まずは頂く。その後は煮卵こちらは2個200円。最近一番好きなのはこちらかな。出汁が染みてとても美味。
そして店名の由来となっている草餅。こちらも値上げで150円/個だけど、毎朝つきたてで我が家のベスト・オブ・草餅。ちなみに海老餅もシンプルで美味しい。朝駆けで昼食を買って帰る時には3個/1名の計算で土産にする。しし鍋〜こんにゃく〜煮卵〜草餅/海老餅とフルコースを食べると朝昼兼用で大満足。
こちらも普段より2時間は遅め、朝イチと比べて人が多い。この気温に誘われてバイクも多い。
11時黒滝出発。11時半時半下市温泉「秋津荘」到着。ここ前から気になっていたが11時営業開始なので入る機会が無かった。期待を大きく上回る風呂、泉質はあまり特徴を感じなかったけれど、まずは露天風呂の眺めが抜群。庭師が入っているのか?丁度小降りの梅に花をつけていた。それからちゃんと水風呂があるのも○。あまりにも冷たすぎてもう少し暖かいのが好みだけど、それでもこれがあるだけで幾らでも入っておける。そして小さいながらサウナまである。
全体的に小ぶりながらフルセットあって、何と何と500円/1名は破格だろう。町民と町民外で券売機のボタンが違うのだけれど同じ料金で、来訪者に優しい。ちなみに私は先を急いだので立ち寄らなかったが休憩室もちゃんとある。この温泉、普段から9時営業開始だったら毎回立ち寄るのになあ・・・。
大淀町で車列を前に出てみると、旧車族が3台停まっていた。嫌な予感的中で309号右折〜370号左折〜169号を明日香村方面北上まで同じ方向。爆走族3台の後ろでR3がすごすごと後ろをついていくしかない。もうこうなったら旧車族の一員になった気持ちで開き直るしかない・・・。がやっぱりこの路線は私には無理だな。
13時前にOの庭到着、異常なし。去年明日香村の猟友会が活躍して下さって、懸案の猪/鹿被害は暫く出ていない。梅の花はパラパラと、多分一斉に満開にはならないんだろう。数年前の私の剪定失敗の影響がまだ抜けられない感じか。でも地味な咲き方はするけれど、ここの紅色の花は雛人形のこの時期に栄えて好きだ。
一週間前は「見惚れる事一切無」と書いたけれど、丸々2日近く一緒に走ってきたので、同じ場所に置いてみたら今回は「デザイン、そんなに悪くないな」と印象が変化。やはり一緒に過ごす時間は一番のカスタムなのだろう。「見惚れる」まではいかなくても、何となく愛着が湧いてくる。13時25分Oの庭出発。
先週とは全くの逆ルート、御所ICから京奈和道に乗り橋本ICで降りる。そこから紀ノ川広域農道を西に向かう。
白い花が満開の農道沿いの梅林で思わずR3を停める。気温も20℃を越えてすっかり春だ。私以外でもここの綺麗さに立ち止まる車がチラホラ。
叔父に頂いたKOMINEのウェアとB+COM SB6Xが今日の朝駆けには抜群に相性が良かった。まずはKOMINEのフルイヤージャケット。多分JK-597の旧モデル。私でピッタリのサイズ。夏に着るには大柄だけれど、朝晩冷え込むこの時期にはうってつけ。内側にワークマンの電熱ジャケットを着込んでもシルエットが崩れないのが気に入った。
そしてB+COM SB6X。SB6XRのひとつ前のトップモデル。前使っていたB+COM PLAYと比較して”大柄” "コードが二つ(PLAYはひとつ)”。この2点はPLAYの方が良かった。それを除いた全ての面で6Xが遥かに上回っている。操作性が良い、バッテリーの持ちが良い、音質が良い。何よりA2DPデュアルストリーミング機能がいう事無しだ。今まで全く関心が無かったけれど、折角手元に入ったのでインカム機能もどこかで試してみたい。
R3のインプレも。ストップ&ゴー中心の県道53号ではZX-11の良さを再確認した感じだったけれど、紀ノ川広域農道では一転。1万2,000回転のレッドゾーンに対して3〜4速7,000〜8,000回転をキープしながら走ると俄然楽しい。車体が軽い分ブレーキをガツンと掛けなくてもアクセルを戻したエンブレで減速〜コーナリングが出来る。コーナリング中にラインを変えてみたり、早めにアクセルを開けてみたりして遊べる。軽い車体と丁度良いエンジンパワーが、ワインディングになると滅法楽しさを発揮する。あっという間に広域農道が終わって、「道の駅くしがきの里」14時40分到着。
ここも人が多いなあ・・・。ここの道の駅はちょっと観光施設に振られすぎていて、個人的にはそんなに好きでは無い(置いている商品にお得感が無い)。立ち寄った理由はお見舞いでどうしても購入しておきたかったモノがあったから。
代車なのでナビがないのだが、スマホのYahooナビをポケットに入れて、音声だけで難なく病院到着。Ripさんが今週入院されたとお聞きして、どしてもお見舞いをさせて欲しいとお願いして御了承頂いた。大きくてリゾートマンションのようなお洒落な外観。休日は裏口から入り、バイクは無料で駐車できる(車は駐車場待ちが数台あった)。
治療開始前だったので、いつもと変わらずお元気なRipさん。看護婦さんの目安を大幅オーバーして1時間近くお話をさせて頂く事が出来た。治療は大変だと思いますが、ずっと走り続けてこられたRipさん。どうぞしっかりお体を休めて、治療に専念下さい。
17時出発〜18時前に帰着。14日と併せて総走行距離400kmを越えた。「遠方ツーリングはお控え下さい」と約款に書いてあったような。決して「遠方のツーリング」には行っておりません、大事な週末の用事を幾つかこなす為の脚になりました、どうぞご容赦を。
京奈和道ではどこまで出せるかも試してみたが、普段ZX-11で巡行するスピードは難なく出す事が出来た。しかも車体も安定していた。この辺りは最近のバイクのシャーシ性能の成せる技なんだろう。総じて日本の道を走るのであれば中型排気量(300〜600cc)というのは一番美味し処なんだという事を再認識。
でも・・・そろそろZX-11が恋しくなってきた。来週には戻ってくるかな。